2019/09/01 投稿

11月までにはインフルエンザ予防接種の会社方針を決めましょう

今回はインフルエンザワクチンについてです。

いよいよ9月に入ってきました。
インフルエンザワクチンについての会社の方針を決めるべき時期です。
推奨時期は10月後半~11月あたりでしょうか。
接種の方法で考えなければいけないのは、

1.訪問接種にするか、
2.費用をどうするか、
3.勤務時間中の接種を認めるか、
です。

1.訪問接種は、医療機関に来ていただき希望する全員をまとめて打つ方法です。
総費用を少なめに抑えることができるのと従業員が職場を離れなくていいこと、また費用を会社で持つことにすると非常に評判がいいことなどから推奨されます。
ただすべての医療機関がやってくれるわけではないので早めにそういった機関を探す必要があります。
全国的なインフルエンザワクチンが不足するシーズンには、契約していても接種の日が変わったり、接種そのものができなくなることもあるので注意が必要です。

2.費用については、健康保険組合に入っている場合そこから補助が出ることがあります、また会社が全額費用を持つことにすると接種率の向上と従業員満足度の向上につながります。

3.勤務時間中の接種、つまり平日日中に会社の仕事の合間に接種に行くことを勤務時間として認めることは接種率の向上につながります。
満足度の上昇にはつながらないと考えられます。

1がおすすめですが、2と3を組み合わせることによりそれに近い効果を得ることができます。
いずれにせよインフルエンザワクチンを打つことで、かかって仕事を休む人を半分にできます
100人の事業所でだれも打たないと1シーズン10人休んでいたのが、きちんと打つことで1シーズン5人に減らせます。

本格的に流行が始まる12月までは思ったより時間がありません。
早めの対応をお勧めします。

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