2019/03/03 投稿

花粉症の早期発見と節税

花粉症の季節になってきました。

生産性と税金対策の二点からお話しします。

花粉症になっている人は生産性が落ちていることをご存知ですか?

平均で約4%落ちるとされています。
成人の大半に花粉症がある現在、コントロールを皆が上手にできていれば会社の成果が数パーセント上がる可能性があるということです。
利幅の薄い業界であれば利益に関して数十%にもなる可能性があります。
ですから花粉症のコントロールは極めて大事なのです。

医者に行くと貰う薬は大きく次の3つです。
1)内服抗ヒスタミン剤、
2)点鼻ステロイド剤、
3)点眼薬

内服抗ヒスタミン剤は、アレジオンやアレグラなどが有名ですが、こういった商品も同じ成分のものが市販で買うことができます。
他に鼻にしゅっとする点鼻ステロイド薬、実は医師からもらう薬の中で最も花粉症に有効なものの一つです。
鼻水・鼻づまりだけでなく、目のかゆみにも有効です。
これも市販で同成分のものを変えます。点眼薬についても同様に医師から処方されるものが買えます。

ポイントは、「セルフメディケーション税制」対象のものを選ぶことです。

同税制対象になっている薬は、スイッチOTCと言って今までは医者でしか処方できなかったものが安全性・有効性が確認されて医療機関を通さず買えるようになっているのです。
値段的に言うと、単なる価格だけでは大差ないのですが、医療機関を通して手に入れると、医師の診察料や薬局での調剤料がかかる代わりに医療保険が効きます。
結果としては多少自分で買ったほうが安いことが多いように思います。
ただしそれで効かないときなどは医療機関を受診するのが重要です。
花粉症でないかもしれないですし、市販薬ではコントロールできない治療法も医者はいっぱい持っています。

またセルフメディケーション税制というのをご存知ですか?
簡単に言うと家族全体でこの税制対象の薬等年12000円以上買った場合、税金が安くなる制度のことです。きちんと領収書を取るようにしましょう。

以下のサイトが詳しいです。
https://www.jfsmi.jp/lp/tax/

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