2019/05/05 投稿

職場のメンタル疾患(従業員編)

現代はストレス社会と言われ、働く人の約6割が仕事から強いストレスを受けていると言われます。
仕事の質、量、人間関係、本人や会社の将来性、プライベートの問題等でストレスが限界を肥えたときにメンタルの不調という形であらわれます。

あらわれ方ですが、最初は必ずしも憂鬱感で現れるとは限りません。

約半数の人は体の症状、すなわち頭が痛い、肩がこる、胸が重い、胃腸が痛い、下痢といった症状が最初に自覚されます。
次が行動です、最も多いのが睡眠の障害です、夜寝付けない、朝早く目が覚める、寝ても寝ても寝た感じがしない、などです。他に食欲がないとか、大好きだったことが楽しめないなどがあります。

外部から見たときには、勤怠が乱れる、何となく元気がない、服装が乱れてきた、怒りっぽくなったなどが見えたときにメンタル不調またはそれのなりかけを疑います。

 

もし自分がそうではないかと疑った時にどうすればいいのでしょうか。

職場に産業医や産業保健職がいれば、そこに相談するのをお勧めします。
悩んでいることを知られたくなければ「ちょっと体のことで相談が」とか何とか言って受けてみるのがよいでしょう。

秘密はまもられるはずです。

 

本当につらくなった時にどうすればいいのでしょうか。

とにかくヘルプを出してください。

上記の産業医はもちろん、上司、同僚、友人、家族だれでもいいです。
会社がEAPという無料匿名電話サービス機関と提携している場合もありますし、そういったものがなければ0120-279-338(よりそいホットライン) http://279338.jp/#top
などでもよいでしょう。

大事なのは自分が助けてと言っているつもりでも相手に必ずしも通じないということです。
ただ一度でだめならば二度、三度と言ってみてください。
また1か所でだめなら複数個所に、つまり上司がだめなら家族、それもだめなら友人とあちこちに助けてということです。必ず誰かが助けてくれます。

勿論この段階で心療内科や精神科を受診することもお勧めなのですが、ただ最初はハードルが高いと言われる方も多いです。

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