2018/04/08 投稿

アブセンティーズムとプレゼンティーズム

健康状態の不調が労働者のパフォーマンスに与える影響としてアブセンティーズムとプレゼンティーズムという二つの概念があります。

アブセンティーズムとは病気で本人が休んでいるために失われる生産性のことです。

例えばインフルエンザで数日休む、癌の治療で休む、うつ病で休むといったことで失われる生産性です。

一方、プレゼンティーズムということが注目されています。
これは出社はしているが体調が万全でないために失われる生産性のことで、肩こりや花粉症、二日酔い、ストレス等で本来発揮できる力を発揮できないために損失です。

この両者を比較したところ、プレゼンティーズムによる損失の方が数倍以上大きいことがわかっています。
つまり、出社している社員が十全な力を発揮できるように、健康状態や職場環境を整えることが会社の業績に大きく影響してくるのです。

プレゼンティーズムの大きさに関しては各種測定法が開発されております。また実際に減少させるための方策も産業医や労働衛生コンサルタント等に相談するといいでしょう。

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