2018/10/07 投稿

よい睡眠をとるためのたった2つの事

睡眠をうまく取れない、つまり寝つきが悪いとか夜中に目が覚めるとかいったことは誰にでもあることです。

ですがそれがずっと続くときには何らかの体調不良が考えられます。
一つはストレスやうつ状態で眠れないということです。

例えば横になっても仕事のことが気になるというのは仕事によるストレスが不眠の原因になっている可能性があります。
職場に産業医がいるのであれば面談を申し込むのはいい手ですし、あるいは上司・同僚・友人・家族などに話を聞いてもらうのもいいと思います。

もう一つは睡眠時無呼吸症候群といわれる病気です。
肥満の中年男性に多く、寝ている間に呼吸が止まるのが特徴です。
典型的には大きないびきをかいているかと思ったら呼吸が止まり、しばらくすると苦しくなって眠りが浅くなり激しい呼吸をします。
これを一晩中繰り返すのですが途中苦しくなった時にも完全に目を覚ましてはいないため、朝になっても全く覚えていないのが特徴です。
朝目覚めた時にもすっきりしなかったり、昼間に突然強い眠気に襲われるのも特徴です。
「睡眠クリニック」と名前の付くところに行くと簡単に検査をしてもらえますので心当たりのある方は受診を強く勧めます。

ところでそういった場合を除きよい睡眠をとるにはどうすればいいのでしょうか。
いくつか参考になるやり方をお教えします。

一つは必ず決まった時間に起きることです。
これはたとえ土日だろうが前日うまく寝ていなかろうが起きる。
そして朝の光を浴びます。
こうすることによって体内時計がうまく働くようになり良質な睡眠がとれます。

次にベッドにスマートフォンを持ち込まないことです。
スマートフォンの明かり(ブルーライト)は良質な睡眠を妨げることはいくつかの研究からほぼ明らかにされています。
また寝酒もよくありません。
アルコールは眠気を誘いますが、体内で分解されたあとむしろ体を覚醒させる物質ができて眠りを浅くするとされます。
個人的なお勧めとしては、日中に体を動かす習慣をつけることと、夜にぬるめのお風呂に多少長めに入って温まることです。

いずれにせよよい睡眠のとり方には個人差があります。
自分に一番合った方法を見つけていただければと思います。

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