2019/05/13 投稿

産業医による全員面談の有効性

会社に何か起きている、離職者が多くて成績も伸びないというときに何をしますか。

私が産業医だったら社長を含めた全員面談を行います。

例えば100人の会社であれば一人平均30分で合計50時間かけて社長から新入社員まで全員会社への想いや健康状態、困りごとなどを聞いていきます。
僕のような嘱託産業医は社内の指揮命令系統から少し離れていますし、医師の守秘義務を説明しておくときちんと本音が聞けます。

そして最低限必要なことに対しては会社内で調整を行ったり、主治医に手紙を書いたりしながらまずは会社全体の様子をつかんでいきます。

そうするとどこに問題点があるのかがある程度見えてきます

その後社長と面談し改善点を進言していきます(ですからこの方法、社長がOKを出さないとやれません)。
またこれをやることで各社員が「自分が気にかけられている」という感覚を持つことができるようです。
さらには面通しをしておくことで実際困った事態が生じたときに産業医に相談しやすくなるという効果もあります。

今まで複数の会社でやりましたが、実際毎年いた退職者が0になったり非常に有効な方法です。

先日産業医業界の大先輩と話もしたのですがその方も同じことを言っていました。
ただこの方法結構時間とコストがかかるのでこちらから積極的に勧めることは少ないです。
離職率の高い業界などでは採用コストを考えるとわりと役に立つと思うのですが。

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